新年度に入りました。今年度も東京都、神奈川県に関しては、早めに助成情報をまとめようと思っています。一部の自治体では変更点が生じているので注意してください。札幌市では抗体検査の中止[1]、神戸市では予防接種のみ実施[2]など変更点が生じています。

最近の気になるニュースとしては、東京都足立区と国立成育医療研究センターが共同で区立小学校に在籍する小学1年生の保護者を対象に行った「子どもの健康・生活実態調査」[3]があげられます。

MRワクチンの第2期接種(定期接種)を受けていない子供は9.2%で、生活困難世帯(全体の24.8%)では13.4%、非生活困難世帯では7.4%という結果が報告され、以下のような分析がなされています(報告書本編 p.40)。

子どもの医療費が無料(公費負担)であることを踏まえると、経済的な理由だけでなく、保護者が子どもの健康に関心があるか否か、そのための時間を確保できるかどうかなどの要因も影響していると考えられ、今後さらなる調査が必要です。

希望する人が全員ワクチンを接種できるように、保護者への情報提供の強化や夜間・休日に接種しやすい環境作りが必要です。予防接種は、感染症から命を守るだけでなく、高額な医療費がかかるリスクも減らすことができます。接種したかったけれど無料になる期間を逃してしまった、ということが起きないようにしてほしいと思います。

  1. 風しん抗体検査 (北海道札幌市)
  2. 風しん抗体検査について / 風しん予防接種の助成について (兵庫県神戸市)
  3. 「子どもの健康・生活実態調査」の結果がまとまりました (東京都足立区)