風疹に対する免疫をどれくらい持っているかを血液検査で調べることができます。検査の方法は主にHI法とEIA(EILSA)法が使われています。

下記の表に検査結果の基準を示します。厚生労働省が推奨する基準値(『予防接種が推奨される風しん抗体価について』)をベースに作成しています。

HI法 EIA法 結果
8倍未満 陰性 or 判定保留 風疹の免疫を保有していない。
8倍・16倍 陽性(EIA価8.0未満 or 国際単位(1):30IU/mL未満、国際単位(2):45IU/mL未満) 過去の感染や予防接種により風しんの免疫を保有しているが感染予防には不十分である。
32倍以上 陽性(EIA価8.0以上 or 国際単位(1):30IU/mL以上、国際単位(2):45IU/mL以上) 風疹の感染予防に十分な免疫を保有していると考えられる。

上の表で「風疹の免疫を保有していない」または「風しんの免疫を保有しているが感染予防には不十分である」に当てはまった方は、風疹ワクチン接種をおすすめします。

特に接種が必要なのは、妊娠を希望する女性とその同居者や医療や福祉、教育に従事する人などです。風疹だけでなく麻疹や水痘、ムンプス(おたふく)などの免疫も持っているかどうか確かめておくとよいでしょう。

なお、抗体検査は必ずしも必要というわけではありません。過去の感染あるいは過去の予防接種で風疹の免疫を持っている人が予防接種を受けても特に問題はないとされています。海外渡航などで時間に余裕のない場合は接種を優先することをおすすめします。