[image:風疹ウイルスの顕微鏡写真]風疹は風疹ウイルスが原因で起こる感染症です。せきやくしゃみなどの飛沫感染によって感染し、2~3週間の潜伏期間を経て発症します。主な症状は、発熱(38~39度)、発疹、リンパ節の腫れ(耳の後部など)です。

発症後は、3日前後で熱が下がり発疹も徐々に消えますが、血小板減少性紫斑病(1/3,000〜5,000人)、急性脳炎(1/4,000〜6,000人)を合併することがあります。

症状の出ない不顕性感染が15~30%の割合で起こります。症状がなくてもウイルスは排出されます。知らないうちに感染して他の人に移してしまうことがあります。

さらに、妊娠中に風疹にかかると赤ちゃんがおなかの中で風疹に感染し「先天性風疹症候群」(CRS:Congenital Rubella Syndrome)という病気をもって生まれることがあります。

感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(感染症法)では五類感染症に指定されており、全数報告(診断から7日以内に保健所へ届出)の対象となっています。

また、「学校保健安全法」(施行規則)では、第2種の学校感染症とされ、発疹が消失するまで出席停止となります。